来たる5月23日(土)・24日(日)、福島県南相馬市で斎行される国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に、倭式騎馬會から和種馬三頭が参陣いたします。
参陣する和種馬
磨墨(するすみ)/三日月(みかづき)/桃介(ももすけ)
倭式の和種馬は、北郷の螺役(かいやく)――軍者の振旗を合図に陣螺を高らかに吹き鳴らし、騎馬武者の出陣を告げる重要な役――が騎乗する馬として出陣いたします。倭式騎馬會のメンバー五名は、螺役に随行する馬丁として、人馬の進行を支えます。
加えて、当會の副会長は、南相馬市の出身として、北郷の地元武者の一人として出陣いたします。

目次
相馬野馬追について
平将門の時代に端を発するとされる相馬野馬追は、千年以上の歴史を持つ祭礼神事です。相馬地方を「宇多郷・中ノ郷・小高郷・北郷・標葉郷」の五郷に分け、総勢約四百騎の騎馬武者が甲冑に身を固めて出陣する豪壮な行事で、1952年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。2024年からは、夏場の酷暑を避けて五月最終週の土・日・月曜日に開催日が変更されています。
二日目の本祭・お行列では、各郷の騎馬武者が雲雀ヶ原祭場地まで約3kmを行軍。その後、甲冑競馬・神旗争奪戦が執り行われます。
現地でご覧になりたい方は、二日目(5月24日・日)のお行列・甲冑競馬・神旗争奪戦がメインの見どころです。詳細な時程・観覧チケット等は相馬野馬追執行委員会公式サイトをご確認ください。
倭式騎馬會と日本在来馬
倭式騎馬會では、流鏑馬奉納神事の継承と並ぶ活動の柱として、消滅の危機に瀕する日本在来馬の保存と倭式馬術の修練に取り組んでまいりました。今回の相馬野馬追への参陣も、その活動の延長線上にあるものです。
→ 関連:失われゆく、日本の馬。

